ヘッダー動画の追加とポスタリゼーション【サイトアップデート】
以前まで「準備中...」の部分だったmain要素ヘッダー部に動画を追加しました!常時ループされるようになっています.
動画について
トップページの一番上ということは,「ようこそ!」のようなメッセージを入れたいと考えていました.スマホでも縦画面で横幅いっぱいに表示するため,できるだけ文字は大きく表示したいところです.
はじめてAfter Effectsを触りました.AviUtlやWondershare Filmora (Pro / X)は触っていたので,画面内の用語や配置等をある程度把握してからは意外と進めることができました.
Illustrator等のメニューバーと同じで「ウインドウ」が使いやすいなと感じました.
制作について
トランスフォームに対するコマ送り
基本的には「ポスタリゼーション時間」で紙吹雪を飛ばすといった,24fpsの動画に対してコマ送りな演出を多く入れました.「ポスタリゼーション時間」はコンテンツ"内容"に対してコマ送り演出が効くだけなので,トランスフォームには効きません.(おそらく)
リニアで座標や回転・不透明度を動かすと24fpsで動いてしまうわけですね.
そこで,「エクスプレッション」を使います.キーフレームのオプションはそれぞれエクスプレッションがデフォルトで書かれており,それを編集することで多彩な動きが表現できるというものです.なんと書き方はJavaScriptベース!
さっそく,ブログアイコンのトランスフォームそれぞれに書いたものを下に.
posterizeTime(6); value
posterizeTime関数がキーフレームにおけるポスタリゼーション関数です.引数の値が目標フレーム(?)です.
value
はキーフレームの値を参照する便利なマクロ変数です.かなりメンバやメソッドがあるようなので,これから楽しみです.
リニアで数をインクリメントさせる
背景の増える水玉模様の複製数もエクスプレッションを使います.まず,リニアのキーフレームで開始と終了を設定して数を指定します.このままでも動きますが,number型として少数点が含まれ,道中半透明のコピーができます.それを今回は阻止し,パッと出現する仕様にします.
parseInt(value);
parseInt関数はJavaScriptではお馴染みの関数です.intへ出力をキャストします.
さいごに
JavaScript視点で演出の実現を考えることも面白いなと感じました.ペンツールとキーフレームの組み合わせ等も今後学びたいと思います.
(作った動画をリストアップするページがあっても面白いかも...?)
参考: